先日、清林館高校の塾対象説明会に参加してきました
南中エリアに最も近い私立高校の1つで南中生も毎年たくさん受験する高校です
今回はお伝えしたいことが多いので2回に分けて書いていきます
一番大きなニュースは令和6年4月から中学校を併設し中高一貫クラスを作るというものでした
2025年創立100周年に向けて行われる様々な改革の一環として中学校を作るそうです
清林館中学校は1学年2学級70人程度の規模で共学、国際教育に力を入れるそうです
校舎は現在の清林館高校の敷地内に併設となります
ここ尾張西部、海部地区には私立中学校が無かったので作って欲しいという要望も多かったとおっしゃっていました
こんな感じのお話を校長先生はおっしゃっていたのですが個人的にはちょっと心配な点があります
まずは公立高校の第1次中高一貫校としてすぐ近くの津島高校が令和7年4月からスタートすること
しかも国際理解や国際交流に力を入れる点も似通っています
同じようなタイミングで同じような中高一貫校が近くにできると生徒の取り合いになりそうです
また尾張西部とりわけ清林館や津島のある津島市の子どもの減少率が著しいこともあります
2022年度と比較し2035年度の中学卒業者数は尾張西部で28.5%の減少、津島市は54.3%の減少です
あと10年ちょっとで子どもが半分以下になるという驚きの数字です
(2035年度の中学卒業者は2020年度生まれなのでこの数字は予測ではなく確定値です)
尾張西部は愛知県内で見ても生徒の減少スピードが速いので他地区に先駆けて高校の合併を決定したエリアです
その尾張西部でも最も減少率の高い津島市に新たに中高一貫校が2校も新設されることでどうなっていくのか興味がありますね