そろそろ前期の通知表が出て志望校を決めていかなくてはいけない時期になりました
公立高校への進学を考えている生徒の中には推薦をもらいたいなと考えている生徒もいるでしょう
では具体的にどんなことをすれば公立の推薦はもらえるのでしょうか?
例として令和5年度の五条の推薦選抜実施要項を見てみましょう
公立高校の推薦にはア~ウの三種類の推薦があることがわかります
まずアの推薦は、人物推薦と呼ばれるものです
一般的に推薦というと皆さんがイメージする生徒会役員や部活で県大会出場経験などですね
実施要項にはかなり具体的に書かれていることがわかります
①生徒会なら会長、部活なら部長などリーダー性を発揮した者
かなり限定されていますね、該当するなら推薦のチャンスはあります
②運動部なら県レベル以上の公式大会のレギュラーだった者
これも南中の場合限られた部活になりますね、西尾張くらいじゃダメってことですね
③文化部なら県レベル以上のコンクールなどで優秀な成績を収めた者
これまた限られますね、県レベル以上という縛りはなかなか厳しいです
④ボランティア活動に継続的に取り組み県や市町村等の表彰を受けた者
ただボランティアをしていただけではなかなか難しいということですね
⑤総合的な学習の時間に意欲的に取り組みその成果を発表し実績を認められた者
こんな生徒はたしているんでしょうか?
これらに加えて五条で学習するだけの学力があるという条件もちゃんと書かれています
やはり五条、推薦のハードルは高めに設定されています
続いてイはいわゆる環境推薦と呼ばれるものです
恵まれない環境を克服している生徒がもらえる推薦で具体的には生活保護家庭や住民税非課税世帯などがあります
最後のウが学力推薦と呼ばれるものですね
要は通知表の学習の記録が優秀な生徒がもらえる推薦で、人物推薦の条件に該当しない多くの生徒はこの推薦をもらうことになります
ただし公立高校の推薦については申し込んだら必ずもらえるというものではないので注意が必要です
また内申が○○あればもらえるというものでもないので、推薦をあてにしすぎず一般試験の勉強はちゃんとしておく必要があります