公立高校の一般入試も終わりました!
受験生の皆さんおつかれさまでした
まだ面接が残っている生徒はあと少しがんばってください
さて初めてのマークシート入試となった今年度の入試問題を科目ごとに分析していきましょう
今回は社会編です
もっとも今年度の入試で出題形式が変わったのが社会です
これまで歴史・地理・公民の3分野から大問が3つ出ていたのが今年度は歴史・地理は大問2つ、公民は大問1つという構成になりました
ただし小問の数は歴史7問、地理7問、公民6問で配点でみると歴史8点、地理7点、公民7点とバランスはとれています
それよりも完答問題が20問中10問と非常に多かったのが特徴ですね
(完答問題とは①、②に当てはまるものをア~カからそれぞれ選びなさいというやつです)
それぞれで問われている内容はそこまで難しくなくても両方あっててマル、という形式上やはり難易度が上がりますね
また、これは近年の社会の特徴ですが資料を用いた問題が多数出題されました
今年度はその資料が新聞の発行部数やハザードマップ、老朽化した道路施設に対するアンケートなど受験生がこれまであまり目にしたことがないであろう資料が多かったですね
落ち着いて資料から客観的に読み取ることができるかどうかが問われましたね
社会は近年5教科の中では簡単なことが多く、昨年度は特にかなり平均点が高くなりました
(一番平均点が高いのはずっと国語ですが)
ただマークシートに変更することによる影響が少ない教科かなと個人的には思っていました
もともと記述の問題が少なく記号問題が大半だったので
ところが今年度、かなり問題形式や問題構成が変わり難易度が上がったように思います
マークシートになりましたが今年度は昨年度より平均点が下がるのではないかと思っています