定員割れした公立高校では二次募集(正式には第二次選抜)が行われます
今年度は2,339人の定員割れが発生したので2,339人分の二次募集が行われるわけです
ちなみに二次募集の入試は作文と5教科の学力検査ですが基礎的な(簡単な)内容のテストになります
今年度は五条が定員割れしたので、基礎的な学力検査で五条に行ける!と思うかもしれませんが実際に二次募集を受ける生徒はほとんどいません
今年度も2,339人の定員割れに対して応募は75人だけです(たったの3%です)
五条も6人の定員われに対して申込は1人だけでした
なぜこのような事態になるかといえば二次募集の条件がめちゃくちゃハードだからです
二次募集に参加するための条件は「国公私立のいずれかの高等学校を受験し、いずれの高等学校にも合格しなかった者」となっています
つまり私立と公立の全てで不合格になっている生徒が対象なのです
公立志望の生徒は一般的に学校の進路指導では私立の一般受験で必ず受かる高校、いわゆる滑り止めを受験するように指導されます
ですので1校受験でも2校受験でも私立全てに不合格という生徒はかなり少なくなるのです
さらに公立も全て不合格となると実質ほとんどいなくなってしまうわけですね