愛知県教育委員会より令和5年度公立高校入試の平均点が発表されました
令和5年度入試は筆記試験の回数が1回になり解答もマークシート方式になるなど大きな変更があった入試です
これらの変更により各教科の難易度がどのように変化したのか非常に気になりますね
ではまず各教科の平均点です(22点満点です)
国語 14.8点
数学 15.2点
社会 11.5点
理科 12.3点
英語 12.7点
合計 66.5点
ちなみに令和4年度の各教科の平均点はA-B日程それぞれ
国語 13.8点 14.9点
数学 11.3点 12.0点
社会 12.7点 13.7点
理科 11.1点 9.9点
英語 12.1点 11.8点
合計 61.0点 62.3点
比較するとまず全体的に簡単になったことがわかります
その中でも特に数学の平均点がかなり上がっています
これはマークシート方式になったことでこれまでまったく手も足も出なかった生徒も四択なら25%の確率で正解することができるようになったからだと思われます
英語や数学はもともと記号問題が少なく苦手な生徒にとってはかなり困難な入試でしたがマークシートになったことにより取り組みやすくなりましたね
一方で最も難しい教科となった社会ですが問題内容が大きく変化したというより社会の場合は解答方式が複数組み合わせの問題が多くこれにより平均点が下がったと思われます
昨年度は初めてマークシート方式の入試だったので問題製作者側も予想外な部分もあったかと思います
今年度は昨年度の結果も踏まえて数学の難易度は調整されるのではないかと思います