令和6年度公立入試平均点

愛知県教育委員会から令和6年度の公立高校一般入試の平均点が発表されました

 

マークシート導入初年度の令和5年度と比較すると

英語 12.7(R5) 14.8(R6)

数学 15.2(R5) 12.3(R6)

国語 14.8(R5) 11.2(R6)

理科 12.3(R5) 11.3(R6)

社会 11.5(R5) 12.9(R6)

合計 66.5(R5) 62.5(R6)

となりました

 

5教科合計ではやや難しくなったという感じです

 

各教科を見ていくと昨年度マークシートにしたことで簡単になりすぎた数学がかなり難しくなりました

(とはいえマークシート以前と比べれば平均点は高い方ですが)

今年度は関数のグラフや図形問題だけでなく方程式の利用や確率でも難しめの問題が出ていた影響だと思います

複数選択問題を増やしたりせずに真正面から平均点を下げてきたという感じですね

 

逆に昨年度、複数選択問題を10問も出したことで最も平均点が低かった社会は複数選択問題を6問に減らしたことで平均点を例年並みに下げました

さすがに去年の問題はやりすぎたと反省したのでしょうか

 

これまで愛知県の公立入試で最も簡単だと言われてきた国語はかなり難化しました

今まで出たことのない形式の問題(並べ替えて順序がすべて合ってたら3点の問題)に戸惑った生徒も多かったのでしょう

今後もこのような問題形式が出るのかどうか気になりますね

 

どの教科にも言えますがまだマークシートの問題を作り慣れていないからか各教科の平均点の変動が大きいです

マークシート以前では各教科の平均点は大きく変動していませんでした

国語が簡単、数学は難しいなどと思い込まずまんべんなく勉強する必要があります