先月末、愛知県公立高等学校入学者g選抜方法協議会議が行われ美和高校を含む「連携型中高一貫教育校にかかる入学者選抜」のあり方について話し合われました
さすがお役所、会議の名前が長すぎますね
とりあえずこちらにその結果を置いておきます
長くてわかりにくいのでざっくりまとめると要点は以下の3つです
①連携型中高一貫校の入試は令和8年度からとする(現中学2年生の入試から)
②定員は募集人員の30%以上とする
③連携型入試は調査書の提出を求めたり学力検査を行わなず、面接と中高連携教育で取り組んだ内容の結果などで判断する
田原市や新城市など遠いところばかりなのでなじみが薄いですが現状、愛知県では3校の連携型中高一貫教育校があります
それらの高校では地域の特色を生かした教育活動をするため高校と中学校が教育課程の編成や生徒、教員の交流などを行っています
そしてそれらの高校で行われている入試が③のかたちになります
美和高校の場合、あま市と大治町の6校の中学校(甚目寺南中も含む)と連携し地域社会と学校が協力し地元の課題やニーズに対応した教育課程をもとにした探究活動を行うことになります
また2025年度からは地域探究科を設置しグループワークやディスカッション、フィールドワークを行います
そして入試においては中高連携教育で取り組んだ学習の成果について自らまとめた「学習のまとめ」の発表の結果、「志望理由」を資料とした入試を行うこととなります
ただし他の連携型中高一貫校はそもそも連携している中学の在籍生徒数が少ないので全員が連携型入試で入学できますが美和の場合はあま市、大治町以外からの受験生が半分程度なので推薦入試、特色入試、一般入試の募集人員も確保する必要があるため定員の30%を下限として実情を踏まえ定員を定めることになります
実際の美和高校の連携型入試がどうなるか具体的なことはこれから決まっていくと思いますが、今のところ連携型の入試は推薦、特色、一般入試より早い1月末に行われています
来年度以降は美和高校を目指す場合は連携型入試、推薦入試、特色入試、一般入試と選択肢が増えますね