令和7年度公立高校一般入試志願者数

愛知県教育委員会より2月17日に今年度の公立高校一般入試の志願者数が発表されました

ここでは甚目寺南中エリアの高校について例年との違いや定員割れの可能性について見ていきます

 

 

 

①名古屋エリア

高校名  学科名  募集人員 第1志望 第2志望 志願者総数 今年度倍率 昨年度倍率
松蔭 普通 271 397 438 835 3.08 2.77
熱田 普通 272 598 276 874 3.21 2.84
名古屋西 普通 305 424 418

842

2.76 3.15
中村 普通 247 295 484 779 3.15 2.55
山田 普通 243 404 223 627 2.58 2.00

 

 

名古屋エリアの高校は例年通り人気が高かったです

特に第1志望の割合の高い熱田や山田は厳しい受験となりそうです

また上位の高校の倍率も高いため第2志望へ回ってくる割合も高いので各高校、実質倍率で2倍を超える人気となるでしょう

 

中村や名古屋西の倍率も高い状態で安定しており甚目寺南中から受験を考える場合、尾張エリアと名古屋エリアの高校では全く別の受験と考えた方が良さそうです

名古屋エリアの高校を目指す場合は目安となっている内申点よりプラス2~3くらい欲しいところですね

 

 

 

②尾張エリア

高校名 学科名 募集人員 第1志望 第2志望 志願者総数 今年度倍率 昨年度倍率
津島 普通 231 277 323 600

2.60

2.14
  国際探求 26 16 13 29 1.12  
五条 普通 247 184 106 290 1.17 1.06
新川 普通 256 255 255 510 1.99 2.03 
津島東 普通 171 108 203 311 1.82 2.03
美和 普通 107 108 102 210 1.96 2.07
  地域探究 23 28 7 35 1.52  
津島北翔 普通 71 27 108 135 1.90  
  ビジネス 62 81 71 152 2.45  
  福祉 27 7 15 22 0.81  

 

尾張エリアについてはまず今年度より新設の高校と科について見ていきます

 

津島北と海翔が合併してできた津島北翔については津島北・海翔時代の傾向のまま普通科、福祉科は人気があまり無く定員割れするでしょう

ビジネス科については人気が高く倍率がかなり高くなっています

もしビジネス科を目指すのであれば一般は厳しいのでまず枠の広い推薦を考えるのが良いでしょう

 

津島の国際探求については残念ながら定員割れしそうです

国際バカロレアなど先進的な取り組みを予定していますが具体的な内容がピンとこない中学生が多かったのかもしれません

 

美和の未来探求は思ったより人気になりました

第1志望ですでに定員を超えているので受験者の2~3割が不合格となるでしょう

津島の国際探求や美和の未来探求は募集定員が少ないのでブレが大きく来年度以降も読みづらいですね

 

それ以外の高校については、まずこの地域で一番人気なのは津島の普通科でした

国際探求ができた分、普通科の枠が減り一層倍率が高くなりました

中高一貫も始まり津島人気はしばらく続くと思われます

一方で五条は今年も定員割れですね、定員を40人減らしましたがそれでも昨年度とあまり変わらない倍率です

今後もしばらく五条が浮上してくることはなさそうですね

 

新川は例年通り、第2志望の割合が大きいので見た目ほど倍率は高くありません

津島東は定員割れギリギリのラインです、定員割れしなかったとしても不合格者は数人でしょう

美和の普通科は昨年同様人気でした、中高一貫も始まりしばらくは安定してそこそこの人気をキープできそうです

 

ここには載せていませんが、愛西工科、佐屋、杏和、稲沢緑風館は例年通り定員割れ確実です

この4校は来年以降もこのまま変わらないでしょうね